霧深きエルベのほとり
昨日は、ESTRELLASについて書いたので今日は霧深きエルベのほとりについて…
私が観劇したのは宝塚大劇場なので東京公演ではまた少し変わっているかもしれません…
1回目に観劇した時、私はフロリアンに感情移入した状態で観ていました。
婚約者であり、愛しているマルギットをカールにとられても優しくマルギットの事を第一に考えて動くフロリアン
フロリアンにとっての愛の形は、相手を思いやる心だったのかなぁと思います
自分の胸が潰れそうになっていてもマルギットには幸せでいてもらいたい
マルギットに彼が考える悪い方向に進んで欲しくはないがために彼は行動し、マルギットに優しく悟す姿は見ているこちらが辛くて辛くて涙が止まりませんでした😭
また、逆にカールの妹ベティとカールの船乗り仲間トビアスのカップルは幸せ溢れるカップルです
マルギット、カールと(お互いの想い方は恐らく違えど)同じように恋に落ち愛し合った二人
二人には身分の差が無かったこと、また気持ちの伝え方がストレートだった事から愛が育ったのではないかなぁ感じました
ベティは、恥ずかしがりながらも気になることは口にしますし、教えてほしいことは聞きます
トビアスもそれに対して、素直に答えています
クールなように見えて優しさ溢れる方ですからね♡
トビアスと違いカールはとにかくマルギットの前で素直になるのが上手くないんです
いつも、マルギットの事を思い行動はするのにそれをマルギットに伝えないからこそマルギットは誤解しフロリアンに教えられる
逆にフロリアンに教えられないとマルギットは誤解をしたままなのです
マルギットが本当に素直で純粋なお嬢様だからこそ、カールとマルギットは想いのすれ違いが沢山できてしまうんですよね
やはり、素直に相手に思ったことは伝えるべき
現在に生きる、まだ若い世代である私には到底計り知れませんがこの時代だからこその身分社会
その中で繰り広げられる様々な物語が溢れた作品だったなぁと思います。
lily(*˙˘˙*)❥❥