❀jardin de fleurs ❀

好きなものを詰め込んだブログです♡(宝塚、読書、音楽…♡)

雪組 全国ツアー❄️

 

雪組 全国ツアー

はばたけ黄金の翼よ

Music Revolution!

 

観劇してきました!

 

お芝居は、予習をせずに楽しみたい!と思ったので予備知識ゼロで観たのですが、それぞれのカップルにそれぞれの愛の形、苦悩があり…

 

それがストレートに伝わってくるので、切なくなりました。

 

ヴィットリオとクラリーチェはこちらから見ればヴィットリオは愛を真っ直ぐにクラリーチェに向けているのがわかるのに、クラリーチェは素直さゆえに人を信じやすい。

 

なのに、自分を一番に考えてくれている相手の気持ちは父を殺した相手ということで敵認識をしてしまっている…。

 

混乱の中にあった男女らしくもありますが…

 

自由に飛び回るクラリーチェを望むヴィットリオ…

その思いが秘められているからに気づいてもらえない

今まで自分を出さなかったヴィットリオがどんどん相手を思い相手を第一に考える姿がとても切なくも愛おしくもありますね。

 

 

最後は、本当に良かった😌と思えるラストでした♡

 

 

そのヴィットリオを第一に考えているゆえ少し歪んだ考え方をしているのがファルコ

朝美さんはひかりふる路でも思いますが、主君に対しての信頼と主君のためなら何もいとわない、そんな男が怖いくらい似合うと私は思っています。

そして、その時の演技が怖いくらいにビシバシ思いが伝わってくんですよね…

 

ファルコが今までの冷酷で非情のヴィットリオがクラリーチェへの想いによって愛し始めることに戸惑いやめさせようとする

それゆえに、入り混じるイル・ラーゴ側のヴィットリオの周りの方々

 

ファルコを愛し、道を間違えようとしている彼を止めようとするジャンヌ

彼女の愛は受け止めてはもらえず、ファルコは進んでしまいますが後にクラリーチェに自分のペンダントをジャンヌに渡して欲しいと預け、「俺のことは忘れて幸せになれ」と言った時にジャンヌの想いはちゃんとファルコへも届いていたとわかり私は思わずウルッときてしまいました🥺

 

そして、ファルコの妹のロドミア

彼女もひたすらヴィットリオを愛していますがその愛が報われず…

それでも、彼のそばにいたいと思う彼女の健気さ

ヴィットリオのために何かしたいと思う彼女の行動は愛ゆえの行いだったのでしょうね

ヴィットリオに抱かれながら最後、自分の愛が伝わっていたとしれたロドミアは幸せだったのかもしれません。

 

 

 

そして、クラリーチェの兄ジュリオとビアンカ

ジュリオのある種頼りなく全てをビアンカの父である宰相に委ね言いなりになっている彼

ついに、ビアンカまでをも使う宰相とそれを許してしまうジュリオには内心腹が立ちましたが最後は結ばれて良かったなぁと思います。

 

ビアンカの強かさ、ジュリアへの愛が可愛らしくもあり強くもある戦乱の女の姿だったのかもしれませんね。

 

お芝居の内容としては愛が渦巻く混乱の世から、平和へと進む

不器用なヴィットリオと自由に飛び回るクラリーチェ

そしてそれを取り巻く様々な愛ゆえの想い

 

とても素敵な話でした。

 

この時代のお衣装がとても素敵で✨

私個人としては、お衣装も可愛らしくってじっくり見たいしお話も…ととても忙しかったです😅

 

 

lily(*˙˘˙*)❥❥